オタク文化とモードの融合


マンガに実在のファッションやらモードが持ち込まれるのは、もはや当たり前のこととなってきているようです。

矢沢あいはNANAに限らず、キャラクターにヴィヴィアン等の実在の服を着させてますし、三原ミツカズはヴィヴィアンどころか、ドメスティックブランドやら、男性キャラに明らかにドルガバのスーツとかネクタイとかを着させてました…。(わかる俺もオタク?)

まぁあまりにひどい場合もあります。週間少年ジャンプで以前連載していた「封神演義」。

その中の王天君というキャラのシルバーアクセサリーは、そのほとんどをクロムハーツからパクっていたせいで、実際に訴えられかけたそうです…。

漫画が写真家の映像を盗用したということで告訴された事例(沈黙の艦隊)はありますが、マンガ自体がパクリまくりの世界のため、実在のファッションをパクって訴えられる事はまずないといえますが…。

漫画業界よりも熱いのは、ゲーム業界でしょうか。

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お洒落なオタクファッション?


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日記は幾つか書きかけでストックしてあり、更新順序にバランスを取っているつもりです。小難しい話の後は軽い話が来るようにとか…。(でも大抵最後の一文がかけずに悩み、失敗することも多いですが)

で、今日はアホっぽい話を書こうかと(笑)

海外で通用する日本語といえば、ゲイシャ、フジヤマ、スシ、ニンジャ、だけだと思っていたら大間違い。

今や日本の代表する唯一の文化として、世界に受け入れられているのはオタク文化です。アニメ、漫画のサブカルチャーですよ。
海外(の一部の方々)に通用する日本語といえば、コミケ、コスプレ、メガネッコ…本当に世も末です。

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難解!キリスト教図像学…


日本とヨーロッパでは花言葉も違うのですね。ところがさらに西洋では、黄色い花全般に悪いイメージの花言葉がついています。

なんでか?っていうと、黄色は十二使徒の一人、イスカリオテのユダが着ていた色だからだというのですね。キリスト教下では、黄色は裏切り者の色、そのイメージが強く根付いてしまっているわけです。

まぁ未だに敬虔なクリスチャンが黄色を着ない…なんてことはないと思いますが…(笑)(モーゼも黄色い服で描かれること多いけど、それはどうなのよ?ってツッコミはこの際ナシの方向で笑)

こういう文化によって決まってくるイメージってありますけど、特に欧米では宗教の影響はかなり強い。当たり前といえば当たり前ですけど。

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初売りセールと福袋について


1月2日、池袋西武によったあと、新宿伊勢丹の初売りに行ってきました。

なんじゃ~? この人ごみは~っ!

とにかく人の波というより、まるで人が虫のように服あさりをしている光景に、ぐったりしてしまいました。

しかしセールっていうのは、普段買物をしているのとは違った人種が集まっている気がしてなりません。
普段は全くこないくせに、セールのときだけやってきている人も多いんじゃなかろうか?(←自分のことは棚に上げてます…笑)

そんなこといいつつ、ちゃっかりクロケット&ジョーンズのブーツと、以前シップスで購入したパーカーの色違いのピンクを買ってしまいました(笑) すいません。

ところで初売りといえば福袋。今日は服飾における福袋について考えてみたいと思います。

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シャツのネックサイズの怪


今日はスーツに合わせる「ドレスシャツ」の話です。お洒落な人は「ワイシャツ」なんて呼ばないそうで、でもワイシャツちゃうんか?という気がしないでもないですが(笑)

ところで「ドレスシャツ」は、大抵ネックサイズ(首周り)であわせます。ところがこのネックサイズ、同じサイズ表記のくせに各メーカーによって全く実寸が違うのです!

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39段の階段


人は同じものを見ても、同じものを感じるわけじゃない。

あなたは毎日登っている駅の階段の段数を知っていますか?

聖書の次に世界で2番目に売れている本はシャーロック・ホームズだという話ですが、よくよく読んでみるとこの主人公、どうみても変態です(笑) 女性嫌いでヤク中毒、ワトソンに依存しているくせに時にイジめるのに熱中するという有様。ワトソンが結婚するときには結婚を引き止めさえしています。今なら間違いなくゲイ決定です(笑)

そんなホームズがワトソンをやりこめる台詞の一つに、階段の話があります。

「君は毎日登っている階段の段数さえ知らない。観察力のない人間というヤツは見えてるふりをしているが、実は何も観ていないのだ!」と。

確かにその通り、普通の人はそんなもん気にしてるわけないのです。ある例外を除いては…。

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骨格とファッション


日本人に比べて欧米人の着こなしがカッコよく見えるのは、単に足の長さとか着こなしの違いだけではありません。骨格のつくりが根本的に違うのです。

日本人を含むアジア系人種が、短距離走に弱い理由の一つとして、骨格の違いもあるそうです。欧米人に比べて、日本人は頸骨(スネの骨)が湾曲しており、そのため短距離のような一気に地面にエネルギーを伝える走りは不向きなのだという話です。

日本人と欧米人では骨格が違う。悲しいけれど、それが現実なのですね。

そして骨格の違いは、当然服の作り自体にも影響してきます。

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戦争から生まれたファッション


昔は、迷彩柄のパンツはいてる奴は、アキバ系と相場が決まっていたもんです(笑)

しかし今やファッションの一部となった迷彩柄、色んなパターンでお洒落なデザインも出ています。ですが、中には迷彩柄を戦争を想起させるとして反対する人もいます。「戦争アイテムを街中で着るな!」とかって。

しかし実は迷彩柄に限らず、戦争から生まれたファッションというのは非常に多いのです。

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仕事に対する誇りとは何か?


自分はシステムエンジニアですが、プログラマー、システムエンジニアという職業には、絶対に失敗が許されません!

常に100%を達成しなければならず、万一1%の問題点でもあろうものなら命取りになりかねないのです。
もし銀行のシステムを開発していて、オンライン業務(ATMとか)を1時間でもとめるような障害を出せば、翌日には新聞1面…。失敗が続けば、開発会社が丸ごと干されて潰れることさえありえます…。

スケジュールと納期を守り、お客さんからの必要な機能を満たし、かつ利益を上げるといった当たり前のことですが、100%未満はありえない。常に100%以上、結果のみを求められる仕事なのです。

おまけに毎回100%を達成しても誰からもほめられるわけでもないのに、1回のミスでもあればボロクソに文句言われるワケですよ。

そりゃうつ病発生率No.1の職業になるのも当然ですね(苦笑) 実際自分も失踪した人やうつ病でやめた人を何人もみています…。
(ほかにも失踪率とか過労死率もかなり高いのですが、離婚率は運転手や警察官にはかなわないようです…まぁある意味わかる気もしますが 笑)

たとえ99%完成してもそれは極論すると0%と同じ。結果だけがものをいう世界。ただ逆に言うとイチかゼロかハッキリしている仕事なので、そういう意味ではすごくわかりやすい。少なくとも自分には向いてると思ってます。

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ファッションブランドの服は本当に適正価格なのか?


服の実際の原価は1割ほどで、残りは流通、人件費、そして後は多大な粗利(純利益?)…。

何しろセールで半額にしても利益が出る値段設定になっているのだとか。(しかし最近それでも、服飾業界は売れないで困っている…)

で、そういうこと考えていると、実際デザイナーズブランドの服について、デザイン料の適正価格ってあるのだろうかと考えてしまいます。
服好きの人でさえそんなものあってないようなもの、と考えがちですが…、実際にはお金も手間もかかるデザインとそうでないデザインが存在するのです!

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