ファッション指南書に必ず書かれているお洒落上達への近道、それは「姿見(全身鏡)」を買うことだそうです。
消費社会学者のジャン・ボード・リヤールは、「百貨店は店内を鏡ばりにすることによって、洋服の売上げを増大した」と言っています。
初めてそれを聞いた若い頃は、「ま~た、偉い学者はすぐコジつけたがるからさぁ」って思ったもんですが(笑)、いやいや、よくよく考えてみるとその通りかもしれないと。
つまり鏡という客観性に無理やりさらされることによって、自分を省みた結果、ファッションの購買意欲を増進させたということなのでしょう。
普段自分の姿はわからないけれど、鏡を通し自分自身を客観的に見ることによってわかるものもある。鏡で確認するとわかるのですが、意外と想像していたイメージと実際のコーディネートがずれているときも多いですしね。
似合う似合わないとか、シルエットの組み合わせ等を客観的に確認することはファッションにとても有効です。
そして、客観性によってお洒落は上達するものだと思います。



