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2006年11月のアーカイブ
情熱大陸/green 大出由紀子~ファッションデザイナーという職業の限界
- 2006 年 11 月 14 日 3:07 AM
- 02 ブランド考察
今回は前回「情熱大陸/green 大出由紀子~ファッションデザイナーという職業の疑問」の続きです。
さて、大出さんは何故ファッションデザイナーではなく、「洋服屋」を名乗るのでしょうか?
ファッションデザイナーとは映画で言えばプロデューサー的立場でしょうか。だからパターンが引けないからダメとか、デザイン画さえ書いてないとか、…必ずしもそういう技術的なことだけでは判断できない。結果的に素晴らしいデザインを作り上げられるなら、どんな体制だろうがかまわないと言えます。
常に流行を意識して、新しいものを生み出していくクリエイティブな職業…というのが、大方のファッションデザイナーのイメージでしょうか。
もちろんデザイナーズブランドとテーラーとは違うものです。が、同じようにファッションデザイナーと洋服屋も違うものです。違う物ですから、わざわざデザイナーが職人を名乗る必要はないわけです。(大出さんは明らかに職人的な意味合いで、「洋服屋」という言葉を使っていると思うので)
ところが大出さんはデザイナーではなく、わざわざ「洋服屋」と名乗っている…。
それは自信や自負心からくるものだけでなく、実は「挑戦」的な意味合いも多分に含まれているのではないか…というのが、今回のブログを書くきっかけでもありました。
洋服屋を名乗る以上、背負わなければいけない物があるはずです。そうでなければ、デザイナーに対しても、本当の洋服屋に対しても、失礼な態度となってしまうでしょう…。
「命懸けで洋服屋やってます」と言っておいて、テーラーとは比べないでくれ…というのも変な話ではないでしょうか?逆に彼女は比較されることを自ら望んでいるようにさえ思えるのですね…。
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情熱大陸/green 大出由紀子~ファッションデザイナーという職業の疑問
- 2006 年 11 月 7 日 4:20 AM
- 02 ブランド考察
今日はファッションデザイナーという職業がなんなのか、について考えてみたいと思います(笑)
TV情熱大陸で、新進気鋭の若手デザイナー、greenの大出由紀子さんが出演。
http://www.mbs.jp/jounetsu/2006/10_15.shtml
その番組を見ていた人達は、自らをデザイナーではなく洋服屋と呼ぶ大出さんのこだわりに、共感し賞賛したに違いないと思うのです。徹底的に素材や縫製にこだわって作るその姿は、とても真摯でまっすぐです。greenの人気の高さにも納得がいくでしょう。
でも自分は彼女の言葉に、脳髄の奥でチリチリとした違和感を覚えずにはいられませんでした。というのもファッションデザイナーという職業の考え方が、実際の洋服屋とあまりにギャップがあるように思えてならなかったからです。
彼女はこういっています。
「一回着てダメになっちゃうようなものは絶対作らない。作りたくないって、いっつも思ってます」
一回着てダメになるような服を作っているデザイナーも確かにいますが(笑)、そんな底辺のデザイナーと比較して一体何が言いたかったのでしょうか?
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