11月3日(土)、Tokyo Designer’s Week 2007が開催。
普段はデザインにうとい自分ですが、こちらのフェスに参加してきました。
明治神宮外苑で行われた100% Design Tokyoを見に行きってきたのですが、こちらはイマイチ…。
で、その後に、ぜひ見たいと思っていた大串武司さんのライブペインティングにいって来ました。
大串さんについては、下記のページをみてみてください。
http://www.ohgushi.jp/index.html
絶対的なデッサン力に、大胆な黒の濃淡の表現と、繊細な色使いをするイラストレーターです。
ファッション性が高く、とてもハイセンスでスタイリッシュ。なのに、大胆な省略と濃淡に、どこか和のテイストを感じるイラスト。
そしてファッション好きにとってもはずせないのが、大串さんが、エミリオプッチとコラボレーションして、プッチの服をイラストで表現したことです。この絵の素晴らしさは上記ページでぜひ見てみてください。
あまりクリエイター関係の人を褒めない自分ですが、このイラストのカッコよさはホント天才です!
ということで、青山のANTEPRIMAがライブペインティング会場になるということで、開場30分前に到着。
モデルのイラストを描くパフォーマンスを、実際観客の前で行ってくれる。
つまり描くところを生で見られるということで、鼻息も荒く向かったワケですが、結構人もそこそこ集まった様子でした。いい場所で見られるか心配だったのですが…。
開場と同時に画板の前に走っていき絶好のポジションを確保!一番目の前で大串さんのペインティングを見られる状態でした!
横の机には、大串さんが使うであろう何十本もの太さの違う筆が並んでいたのですが、その中になぜか歯ブラシが(笑)。
そしてどんな絵の具を使っているのかと思ったら、アクリルガッシュを使ってたんですね。コレはちょっと予想外でした。
そして、満を持して登場した大串さんは、若いリリーフランキーみたいな風貌で、とてもセンスよいスーツスタイルでした。
あれ?着ているものどっかで見たことあるな~と思ってたんですが、独特のサイドベンツの切り込み、パンツの後ろのカッティング…今日自分が着ているato(アトウ)のスーツと全く同じじゃないですか~ッ!(笑) すごい偶然だ~。
で、実際大串さんの絵描きが始まると、一同固唾を呑んで見守るのですが…、
まず目から書きはじめていくんですが、やはり目はキャラクターの命ともいいますから、すごく慎重に丁寧に線を選んで描いていくんですね。
ところが目を書き終わると、一転して幅広の筆で髪の毛を一気に大胆に書いていく。
この辺の静と動の移り変わりが生のペインティングならではでした。
(ちなみに歯ブラシはエアブラシの代わりに、細かいしぶきを飛ばすために使っていました)
一度一本の線を描くのに、ものすごく長考したときがあって、こんだけ絵がうまい人でも迷う線があるんだ~と思いました。
で、ものの十分程度で、実際描き終わったのがこちらのイラストです。
この絵からだとちょっと実物のよさはわかりづらいかもしれませんが…。
で大串さんのライブペインティングが終わった後に、サイン会みたいなことが行われていたので、ちゃっかり握手。
その時に「atoのスーツですよね!」と聞いたら、「そうそうパンツもそうですよ~。いいですよねato(アトウ)」と話してくれました。嬉しかった~!大串さん、気さくでいい人でした~。
思っていた以上に大興奮なイベントでした!
イラストレーターOHGUSHI(大串武司)さんのライブペインティング!
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コメント
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おおぉ~初めて見ましたが、かっこええじゃないですか~
俺も結構好きっす
関西には来ないんですかね?
りそな銀行に飾ってあった絵に似てますね
> もり男さん
イラスト、カッコイイですよね~。自分も一目見てファンになってしまいました。
関西はどうなんでしょう。
フランスに行ってそこで仕事をするようになって、逆輸入みたいに日本でも売れてきたって感じらしいです。