「SKIN+BONES(スキン+ボーンズ)」展の感想


少し前のことですが、国立新美術館の展覧会「SKIN+BONESー1980年代以降の建築+ファッションー」に行って来ました。

キッチリ取材して、「Alcesteのファッションブログ」の方に記事をアップしようと思っていたのですが…、正直そこまでの感じでもなかったんですよね。「ル・コルビュジエ展」とかも行ってたんですけど、そちらもあえて語るほどでもなかったと言うか…(苦笑)

スキン+ボーンズ展については、色々いいたいことがあったんですが、それ以上に「新・両国さくらのファッション・イン・ファッション」さんで書かれてしまっていたので(笑)、展覧会の雰囲気自体はこちらを参照してください。

http://ryogokusakura.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/skinbones_b668.html

http://ryogokusakura.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/skinbones_49d5.html




建築は実物が飾れるわけでもなく、どうも刺身のツマ程度におかれているような感じでしたね。
それとファッションの方も、冒頭のアレキサンダー・マックイーンはかなり素晴らしかったんですが、後半に行くにしたがって尻すぼみになってたような。
ジュンヤとか似たような建築物があるからといって紹介されているような感じだし、正直マックイーンとかと並べられるとかなり見劣りする感は否めなかったような気がします。(まぁ個人的にジュンヤが好きではないからなのかも知れませんが…苦笑) 構築的なファッションというならヴィヴィアンももっと展示して欲しかったんですが、2体位だけでした…。

ただ、high fashion 2007年10月号にスキン+ボーンズ展の解説が載っていたのですが、それでやっと建築関係を展示していた意味が少し理解できた感じですね。ファッションが建築的な構築をしている、というより、建築がファッション特有の手法を取り入れているということだったのですね。

ハイファッションには「表面的な類似を越えて、構造のレベルで建築の存在が衣服と同化していく未来的なアイディアである」と語られていました。
う~ん、そういうことか…。展覧会はやっぱり少し説明不足だった気がします。建築、モード、両方に詳しい人でないと、この展覧会の意味をとらえることは難しかったのではないかな…と思いますね。


以下蛇足ですが、
「国立新美術館」内に併設されているブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼで食事していきました。

料理の方は一品一品の量が結構多く、1人づつコースを頼むより、一品一品アラカルトで頼んでシェアする(分ける)方がお得だと思います。まぁ一度は行ってみてもよいかもしれませんが、二度目は行きたくなるかどうかというと微妙です(苦笑)。

昼間は高級フレンチが破格的な値段で食べられるとあって、メチャクチャ混むらしいのですが、夜は半分以上空席でしたね。まぁそれも納得という感じです(笑) ここへ行くならランチ目指して開店前から並んで入るくらいが丁度いいのかもしれません。

という感じで、以上まとまりのないレポートでした…。

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