「第二ボタンの思い出…」で、ネタにさせてもらったN君ですが、
人生自体がネタみたいなヤツでして、とにかくネタの宝庫です(笑)
今日は彼が高校当時の、とんでもないネタの一つを語ってみたいと思います。
N君は高校当時から、真面目な文系妄想オタク少年でした。
まぁかくいう自分も文系妄想オタク少年だったわけですけれど(苦笑)
ところが彼が普通のマジメ君と一味違っていたのは、ものすごい「遅刻魔」だったということ。
その遅刻の数も半端じゃない、毎日遅刻するというすごい度胸の上に、遅刻時間もとんでもない。
時には、6時間目の残り15分前に登校するという…。
そこまで行けばむしろ遅刻伝説ですよ(笑)
普通6時間目になってる時点で休むだろ!という常人の発想をはるかに超える遅刻魔です!(笑)
お母さんも少しはなんとかしてあげればいいのにと思うのですが…。
そんなわけで当然というかなんというか、あるとき担任教師に職員室に呼び出され、他の二人のヤンキー遅刻魔と共に説教をされてしまったわけです。
教師「何でお前らは遅刻ばっかりしてるんだッ!反省してんのかッ!!」
と口火を切ると、お決まりの教師の説教もヒートアップ、いやがおうにも説教トークが燃え上がってしまうワケですよ。
そんな教師の説教トークが頂点に達した時、教師はどうでもいい質問を生徒に怒鳴りつけたんですね。
教師「大体お前ら、今日が何日かわかってんのか~ッ!?」
怒鳴り声に一瞬静まりかえる職員室内…。
しかしそこでN君はとんでもない返答をしてしまったのです…。
N君「(堂々と)…わかりませんッ!」
一瞬絶句する教師…。しかし
教師「そんなことだから遅刻するんだぁぁ~ッツ!!」
N君の一言がさらに火に油を注いでしまったのですね。
それからは三人分の説教が、N君一人に集中砲火(笑)、余計な一言でえらい目にあってしまったわけです。
長い説教トークが終わり、ようやく職員室から開放されると、ヤンキーたちはN君に語りかけました。
ヤンキーA「いや~Nちゃんはすげ~よ!」
ヤンキーB「普通あそこで『わかりません!』とは答えらんないって~(笑)」
と、なぜかヤンキーに尊敬されてしまうN君なのでした…。