Water. (Feelコミックス)
魚喃 キリコ
以前このブログでも紹介した、「くすぶれ!モテない系」。
久々にサイト見に行ったら、書籍化だそうで!
一部で話題になってたから、書籍化はよくわかるんですが…。
過去の記事、見られないようになってるじゃないですかッ!(怒)
書籍化に伴う、サイト記事の削除…大人の事情ってヤツですか~!
なんかズルいなぁ、と思うのは自分だけでしょうか?
ところで、そんなマイノリティ派のモテない系女性に大人気だと思われるのが、魚喃キリコです、が…。
まず男性の中には、名前の読み方がわからない人もいるんじゃないかと…(笑)
魚喃キリコとかいて、ナナナンキリコと読むという、もうなんだかカタタタキみたいな名前なわけでして(笑)
ガロ出身で、イラスト的な絵が特徴のクールな話を描く漫画家です。
ガロ出身、しかもクールな漫画と聞くと、それだけでブサ的女性を想像してしまいがちなんですが、本人かなりの美人です。
ネット上で検索すれば、写真もすぐ見られるんで、興味のある人は見てみてください。
発表作品は少ないのに、『blue』、『ストロベリーショートケイクス』と2作品も映画化されている、マイノリティ女性読者にとっては一種のカリスマ的存在(?)なんでしょうかね。
そんな魚喃キリコ、当然mixiのコミュも1万人を越える人気作家です。
あの安野モヨコでさえ、コミュの参加人数が2万人以下ということを考えると、マイノリティ派だけで1万人というのは、すごい大人気だと思うわけです。
で、そんな「魚喃キリコ」コミュの中に、
「魚喃好きはどんな音楽が好き?」という、まぁよくあるトピックが立っているんですが、その中を読んでみるとほとんどの人が、
「くるり」を上げてるじゃないですかッ!
あの「くすぶれ!モテない系」で、どんズバのモテない系チョイスと言われていた「くるり」が、ベスト1ランキングですよッ!
そこで思ったんですけどね、
よくよく考えてみるとですね、マイノリティ派を自負している人といっても、
結局は似かよった物を選んでいるんじゃないでしょうか。
マイノリティ派に属しているつもりが、実は大多数派だったりするわけで。
男性で言えばですね、
「オレはガンダムじゃなくて、ボトムズとかダグラムとか高橋良輔系が好きなんだよ」という感じでしょうか。
いいたいことわかるでしょうか?
更にファッションに置き換えてみれば、
「オレはポールスミスとかじゃなくて、コムデギャルソンが好きなんだよ」という感じでしょうか(苦笑)
(また自ら地雷を踏みに行くという…)
マイノリティ派ぶっていても、結局はマイノリティじゃなくて「安牌(アンパイ)」選んでいるという…。
なんかその辺がいやらしいなと思ってしまうのですが、どうなんでしょうか…。