クリーニング攻防記


洋服好きなら誰もが知ってるコムデギャルソン。川久保玲が作る前衛的なデザインは、一般人には受け入れがたくとも、熱狂的なファンを生み出すほどのパワーがあります。かくいう自分は信者ではないけれど、ここの控えめなデザイン物が好きなので結構…というか相当持っていたりします…。

しかしそんな優れたデザインの洋服も、困るのがクリーニング…。

縮絨加工(熱や薬品で生地を縮ませた物)や裏地にびっしりフリルが入ったJK、裏表逆のシャツとか。2重につながったJKやパンツにいたってはクリーニングの値段さえわからない(笑)

どのクリーニング屋さんもその辺は結構わかっていて、ギャルソンの洋服を持っていくだけで…必要以上に気を使ってくださいます(笑) 多分今まで相当苦労されたんじゃないかと…。「いい服をもってますね」とかけてくれる声も、ひときわ緊張感に満ちています(というといいすぎか?)

その上自分もダメ押しの一言、「値段は倍でもいいんで、丁寧にお願いしますっ!」(笑)
いつもクリーニング屋さんには迷惑とプレッシャーをかけてます…(笑)


しかし普通のスーツなんかも、衣替えの季節に合わせてクリーニングに大量に出したりして。ホント毎回めんどくさい(笑)
昔は白洋舎のロイヤル仕上げオンリーだったのですが、値段のわりにイマイチだったので、最近は地元の手仕上げ専門のクリーニング屋に頼んでいます。シャツ1枚200円なので、白洋舎ほどじゃないにしてもちょい高め。

基本的には気に入っているのですが、スーツのアイロンだけはどうもラペル(襟)のかえりが良くない…。「襟回りはふんわり仕上げてください」とお願いしてもどこか微妙に違う感じなんですね。

で、結局はクリーニングから戻ってきたスーツの襟部分だけ、自分でアイロンかけ直しています(苦笑) これって神経質すぎなのか、それとも似たような人結構いるんでしょうか…。

ちなみにうちの親父はかなりの洒落者だったんですが、この話をしたら親父も自分で襟をアイロンがけし直してたそうです…。血は争そえないもんですな(笑)

なんにしろ、値段も質もいいクリーニング屋を見つけるのは難しいですね。

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