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日記は幾つか書きかけでストックしてあり、更新順序にバランスを取っているつもりです。小難しい話の後は軽い話が来るようにとか…。(でも大抵最後の一文がかけずに悩み、失敗することも多いですが)
で、今日はアホっぽい話を書こうかと(笑)
海外で通用する日本語といえば、ゲイシャ、フジヤマ、スシ、ニンジャ、だけだと思っていたら大間違い。
今や日本の代表する唯一の文化として、世界に受け入れられているのはオタク文化です。アニメ、漫画のサブカルチャーですよ。
海外(の一部の方々)に通用する日本語といえば、コミケ、コスプレ、メガネッコ…本当に世も末です。
外人のコスプレでアイディア賞もんだったのは、ドラゴンボールの孫悟空。黒いカツラを脱ぎ捨て、金髪スーパーサイヤ人に変身!(欧米人だからできる技 笑)
しかも欧米人って憎いことにコスプレもさまになるんだよなぁ…。
ところで「電車男」でも何でもアキバ系とかオタクとかいわれる人たちは、とにかくダサいといわれてきました。
昔でいえば、バンダナ、ケミカルウォッシュのジーンズ、指先の出たドライバーズグローブ…。未だに微妙なチェックのネルシャツに、コスビーとかの横長リュックを背負い、メーカーのわからぬハイテクシューズに2タックのチノパン…。オタクファッションの定番です。
(まぁお洒落である必要はないんですけど、少なくとも清潔感ある格好位は心がけ、外見に気を使える程度の社交性は必要ではないかと思ってしまうわけです)
でもホントにコアなオタクは少なくなり、清潔感ある格好の人や、オタクだけどお洒落という人も増えてきているようです。
そんな中オタクアイテム?を使い、よりお洒落に見せている人を見かけることもあります。
去年サンシャインで見たのが、滅茶苦茶お洒落な少年二人組み。片方は赤いプリントTシャツにユーズド加工のジーンズを腰履き、エスニックか古着加工かの派手なトップスをあわしていました。小物も含めとても似合っている。しかしよくよく見てみると赤いプリントTにはこう書かれていました。
「アキバ系」
もう思いっきり笑ってしまいました。だって全然アキバ系じゃないのに。そのギャップが面白い。
一昨年位に見たのが、大学生風の男性。赤いプリントTシャツの上から白いシャツとか至って普通の清潔感ある格好でした。が、よく見てみると、赤いTシャツにはモノアイと一本のツノのプリント、そして「シャア専用」の文字が!ガ、ガンダム?
っていうか後で調べたら、普通にガンダムをモチーフにデザインされた服って売ってるらしいんですね。「バンダイはガンダムで後十年は食える…」って感じですかね(笑)
そういえば有名アニメキャラを使ってデザインされた洋服って結構あるなと。ドルガバのミッキーやギャルソンのピンクパンサー、仮面ライダー、戦隊物を代表に、ビューティービーストのデビルマンや、どこか忘れたけどドラえもんなんかもありましたね。これって、サブカルとファッションの融合みたいなもんなのかなぁ?どうなんでしょう。
最後に一番すごいのを。
もう何年も前に上野で見かけた白人男性。全身黒ずくめで、ブラッドピットばりのかっこよさ。この男なら抱かれてもいい(笑)…そんなフェロモンたっぷりのナイスガイ。黒いパンツにレザーJK、その下に黒地のプリントTシャツ。まるでグッチのショーかと思わせる雰囲気。しかし近づいてきてすれ違いざまよくみてみると、そのプリントTには見慣れた文字とキャラが。
「DRAGON BALL Z」とスーパーサイヤ人の孫悟空が!(驚愕)
ぜ、Z戦士ですよ(笑) 普通の人が着たら、絶対ダサダサのはずなのに、その人はモデル並に似合ってました。どう考えても確信犯です。なんか欧米人ってずるいなぁとか、うらやましいなぁとか感じる前に、その着こなしにただただ呆然。
もしかしてアニメプリントTシャツというのは、海外ではロックバンドのTシャツと同じ程度の市民権を得ているんでしょうか…?
そして何を着ても似合う男だからこそ、逆に誰も挑戦しないようなものを持ってきているのかも…とか色々考えさせられてしまいました。
いや、もしかしたらその人、単純にドラゴンボール大好きだったのかも。単純に好きなものを着る、それでよいのかもしれない…ならば自分もブラックジャックのドクターキリコTシャツでも…。(ってやっぱりダメだって、それはありえない 笑)