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デザインの適正価格?(1)


服の実際の原価は1割ほどで、残りは流通、人件費、そして後は多大な粗利(純利益?)…。

何しろセールで半額にしても利益が出る値段設定になっているのだとか。(しかし最近それでも、服飾業界は売れないで困っている…)

で、そういうこと考えていると、実際デザイナーズブランドの服について、デザイン料の適正価格ってあるのだろうかと考えてしまいます。
服好きの人でさえそんなものあってないようなもの、と考えがちですが…、実際にはお金も手間もかかるデザインとそうでないデザインが存在するのです!


私は自分の持っている服の縫製や価値が気になり、よく身内の元テーラー職人に見てもらったりしてました。
まぁたいていは、「そんな服に何万もかけてもったいない、雑な縫製だ」って答えばかりなのですが…。

であるとき、コムデギャルソン・オムプリュスのシームデザインのスーツを見せたのですね。

知らない人に説明しておくと、シームシリーズというのはプリュスを代表する有名なデザインの一つです。表と裏をひっくり返したようになっており、表側に縫い代(シーム)が張り出したデザインでした。とにかく前衛的でありつつも優れた発想と高い完成度で、個人的に好きなシリーズの一つだったのです。

それを見せると、いつもと違った答えが返ってきたのです…。「相変わらず縫製はそれなりだが、これをテーラーで作り直したらとんでもない手間がかかる」と。

答えは単純、パターン(型紙)が特殊だったのです。

(長文になりそうなので次回へ続きます)


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