05 映画・小説・漫画

ここ最近、少女漫画が相次ぐドラマ化


最近マンガ原作のドラマがやたら増えつつあるなぁと思っていたのですが、今期のドラマは原作が漫画、しかも少女漫画物が非常に目立ちます。

ざっとあげてみると、
「ライフ」、「山田太郎ものがたり」、「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」、「ホタルノヒカリ」、「BOYSエステ」、(「まるまるちびまるこちゃん」もか?(笑))と少女漫画原作ドラマが五つもありますよ。
それと少女漫画以外にも、「山おんな壁おんな」とか、「探偵学園Q」、「女帝」、「島根の弁護士」、「はだしのゲン」 なんかもありますね。



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宮部みゆきの「火車」を読んで~カード社会の抱える矛盾~


火車 (新潮文庫) 火車 (新潮文庫) 宮部 みゆき新潮社 1998-01
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十代の読書家時代から一転して活字嫌いになっていたのに、最近珍しく読書熱が再発。

そこで宮部みゆきのベストと名高い「火車」を購入し、…なんと一晩で読破してしまいました。(若いなぁ)

クレジットカード社会、消費者金融、ローン地獄、自己破産という現代社会の抱える暗部をえぐる、松本清張ばりの社会派ミステリー。

といっても巷で絶賛されているほど面白いかというと個人的には微妙でした(笑) 正直85点くらい。ただその借金に追われる人々の心情を描くリアリティに、胃の腑に鉛をぶち込まれるようなじっとりした重さを感じさせられました。

あらすじは以下の通り。

「主人公である休職中の刑事は、親戚の男性に頼まれ、突如失踪した婚約者の行方を探すことになったのだが…。実はその彼女は過去にカード自己破産暦があった…。捜索を進めるうちに徐々に浮き彫りになってくる容疑者となる女性像…、そこには自己破産者の凄惨な人生が隠されていた…」

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アルジャーノンに花束を


アルジャーノンに花束を〔新版〕(ハヤカワ文庫NV)
ダニエル・キイス 小尾 芙佐
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かつて本好きなら誰もが知っていた名作にして、今や知らぬ者なき感動作、「アルジャーノンに花束を」。そのあらすじは以下の通りです。

「主人公チャーリーは、IQ60代の知的障害者。彼は周りの人間からバカにされていることさえわからず、勉強して頭が良くなれば友達も増えて幸せになれると考えていた。
そんな彼は幸運にも実験の被験者となり、知能改善の手術がほどこされることになる。

手術は成功し、チャーリーは幼児並の知能から徐々に大天才へと変貌を遂げるのだが、実はその手術には最大の欠陥があったのだった…。
一度は天才となったチャーリーは、急速に知能が後退していくのだった…」

主人公のチャーリーは、頭が良くなればきっと幸せになれると考えていたのですが、逆に天才になるにしたがって自分がバカにされていた事に気付き、誰からも理解されずにどんどん孤独になっていくのです。それは彼の求めていた幸せとはほど遠い世界でした…。

この物語を読むたびに、知識を得ることが本当に幸せなのかという疑問を感じてしまうのですね。(読後は大抵泣いてますが…笑)
別に大天才にならなくとも、同じようなことは自分達の身近にもある気がするのです…。

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「ワダエミの衣装世界」展について


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去年の年末の話になりますが、ワダエミ展に行ってきました。

ワダエミさん自身は、映画などで活躍する世界的衣装デザイナーです。

単なる衣装というよりも、非常に色彩感覚に優れた衣装デザインを発表しています。

その代表作である映画「HERO(英雄)」では、シーン毎に使われている色彩を変えているんですね。もちろん衣装もそれにあわせて赤や青、白、緑といったように全て色分けされているのですが、これが見事の一言!

例えば布地一つにとっても、理想の赤い色を出すために何度も染色に失敗したそうで…。そうやって苦労して生み出された布地だからこそでしょうか、あでやかな赤やオレンジ、ブルーが眼に焼きつくほどのまぶしい色合いを放っていました。

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NANAでヴィヴィアン大人気


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少し前の話になりますが、話題の映画「NANA」を見ました。

原作は矢沢あいの少女漫画ということで、館内はほとんど中高生の若い女の子や、カップルで込みまくり…。正直30歳超えてから見に行く映画じゃないなという感じが…(笑)

でも内容的には、邦画のわりにかなり出来が良かったですね。キャストとか演技とか色々細かいアラはあるにせよ、原作ファンはもちろんそうでない人にもわかり易い展開でした。

特に細かいカットバックによって、原作以上にきれいなまとめ方をしているシーンもありましたし。途中かなり感動シーンもあり、なかなか見に行ってよかったです。

ところで映画の内容とは別に気になるのが、作品中にとにかくヴィヴィアン・ウエストウッドのアイテムが出まくってること(笑)

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