03 ファッション小ネタ

「ブラックバレット バイ ニール・バレット」の裏話


Alcesteのファッションブログの方には書かなかったのですが、思わず苦笑してしまった話を。

ブラックバレットのシャツを見ていたら、本来襟裏に入れるべきカラーキーパー入れ(襟芯、襟の先が綺麗に見えるようにプラスチックの芯を入れるところ)が、表側についているデザインのシャツがあったんですね。

店員さんがすかさず、
「これ面白いデザインですよね、さすがニールですよ~」
と言ったんですが、













オレ、これと全く同じデザインの

コムデギャルソンプリュスのシャツ、

持ってるんですけど…(爆)


(ちなみに、1996年製だったはず…)



思わずツッコミたくなったけど、もはや苦笑するしかなかったですよ(笑)



それにしてもクリス・ヴァン・アッシュでも語ったんですが、ギャルソンやヨウジの「もろバレするようなディテール」を引用したデザインが多いのは何故なんでしょうか。

もうメンズデザインはやりつくされて、過去のリバイバルしか生み出せないんでしょうか?
とてもそうとは思えないんですよね。もっと新しいデザインは幾らでも生み出せるはず。

メンズデザインを主流にしているデザイナーが、過去のギャルソンやヨウジの作品を知らないはずはないと思いますし。
もしかしたら、過去のディテールを、自分流にもう一度リデザインしたいってことなんでしょうか…?

もちろんギャルソンやヨウジだって、色々他から引用してくることはあるんですけど、それでも自分流にきちんと咀嚼してデザインしていると思うんですよ。その違いが、とても大きい気がします。

何でもかんでも「パクリだ、パクリだ」って指摘するのも子供っぽいのですが(笑)、気がついてしまうとちょっとゲンナリしてしまうわけですよ。

なんかもっと新鮮なデザインを期待したい今日この頃です。

最高級靴読本vol.3を買った!


最高級靴読本 Vol.3 永久保存版
Men’s Ex特別編集部
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最高級靴読本(第三弾)を買いました。相変わらずすごい読み応えですね。

各靴ブランドの紹介と共に、国内最高峰の靴作りをするギルド・オブ・クラフツの山口千尋氏たちが、その靴の作りについて語ったコーナーがあるんですよ。題して「○○を斬る!」と。

しかしですね、よくよく読んでみると、全然斬ってない…。むしろ、
ホメ殺しじゃないですか!(笑)

しかし、そのホメ殺し状態の中でですね、明らかにほめてないブランドがあるんですよ!
それが「トリッカーズ」と「オールデン」です(笑)

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ヴィヴィアンウエストウッドのハンカチ…?


昨日池袋東武に行ってたまたまハンカチ売り場をのぞいたら、ヴィヴィアンのハンカチが目にとまりました。

昔はチェック柄にオーブマークとか比較的いかにもヴィヴィアンらしい物が多かったのですが、
今では以前と違ってかなり派手な色使いや柄物というか…アヴァンギャルドと申しましょうか、とにかく 中にはすごい柄とかも売ってます。

で、一番印象に残ったのが、このホネホネロック的なタオルハンカチ。



ドクロ柄流行ってるしね、クマとか可愛らしさもあって、さすがヴィヴィアンですよ。
いつものオーブマークもちゃんと、ついている…し…?











ってなんだ、このサルは!?

(それともクマ?)





どッからど~見ても、
















パチもんにしか見えないよ!(笑)

ライセンス商品とはいえ、このアヴァンギャルドさ…、
本国のヴィヴィアンもビックリですよ!

皆さんもぜひこの一枚、ゲットしてみてはいかがでしょうか。

最近驚いた接客…


「Alcesteのファッションブログ」に書くほどじゃない小ネタなので、こちらに書いてみます。

先日池袋西武のジュンメンに寄ったんですよ。

金色の地に赤のスワロフスキーの埋め込まれたタイピンが気になって、結局それを購入することにしたんですが…。


店員さんを呼んで、これくださいと言った後、何気なくポケットチーフを見ていたら、急に店員さんが、
「他にもチーフなんてどうですか?」といってきたんですね。

自分「いや、白いチーフは持ってるんで」と言うと、
店員「白は汚れやすいので、2枚くらい持ってた方がいいですよ~」と切り替えしてきたんですよ。

すごい接客方法だなぁ~と思ったものの、丁重に断り、いざ会計となった時、なんと次にはこんな台詞をはいてきたんですね。











店員「靴下補充しておきますか?」








ってマックかよっ!(笑)





と思わずツッコむところでしたよ。
ノルマとかあるのかもしれないけれど、たかが靴下一つ売ったところでたいした売上げにならないと思うんですが…。どうなんでしょ。

なんかクドいと言うより、変な接客だなぁと思わず笑ってしまいそうになりました。

ただアパレルの接客業の方に聞いたところ、お客さんが「これください」と言って買ったものは自分の売上げにはならず、接客して買ってもらって始めて自分の売上げに計上されるんだそうです。

なるほどなぁ~そういう裏事情もあるのかもしれませんね。

皆さんは変わった接客を受けたことありますか?

(面白接客話をまとめて、「Alcesteのファッションブログ」へ記事を載せれば、2度おいしいなぁと…笑)

クリス・ヴァン・アッシュはリスペクトがお好き?


2005年秋冬パリコレクションで、鳴り物入りでデビューしたクリス・ヴァン・アッシュ

アントワープ王立芸術アカデミーを卒業後、エディ・スリマンのアシスタントとして、サンローランや、ディオールオムの立ち上げに携わったという華々しい経歴の持ち主です。

そのデザインはエディ・スリマンほど細身シルエットではないけれど、基本のテーラーリングを重要視しながらも、遊び心を加えたデザインで、非常にうまいところをついているなという印象でした。

2005年のデビュー時は雑誌でも散々持ち上げられ、売れ行きも好調らしく一気にトップデザイナーにのしあがったクリス。嫌が応にも2006年春夏の期待が高まります。

そして満を持して発表された2シーズン目、今度もクリス・ヴァン・アッシュらしい遊び心を更に加えたデザイン。
その中には、テーラードジャケットの襟周りにネクタイがぐるっと縫い付けられたデザインがあったんですね。

しかし、これどっかで見たことあるなぁ…というかハッキリ見覚えがある!

まんまコムデギャルソン・オム・プリュスのやったアイディアのパクリじゃないですか!(爆)

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他人の一言でお蔵入りの服…


先月も休日出勤、徹夜作業と中々忙しい毎日でした…。

といっても、そんなものは日常茶飯事。SEにとってシステムが障害を起こせば、3日完徹なんて当たり前…。
なんで当然体を壊す人も多く、中には精神まで壊してしまう人もいます(泣) かくいう自分も最近あまりに体調が悪く、もう限界を突破、ロケットダイブまっしぐらです(笑…もう笑うしかない)

で、少し前の話になりますが、休日出勤は私服OKなので、気分転換のために少しすっきりした服装で出社しました。ギャルソンの黒パン(側章部分のみラインのように白のメッセージが入ったデザイン)。これに白シャツ、黒地に白ラインのニットベスト、黒白のコンバース。後は白ステッチの黒JK。オール白黒の着こなしで、わかりやすいといえばわかりやすい格好です。

ところが会社に着いて、同僚の女性が一言、

「今日のパンツはジャージですか?」

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ファ、ファ、ファスナーッ!


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ジッパーは米国、ファスナーは英国の呼び名、ついでにチャックはキンチャクからとった日本だけの名称だとか。

ファスナーといえば「YKK」。実に全世界で使われ日本での9割以上のシェアを持つYKKは、実は日本のメーカーであり、その品質、強度においてもNo1だという話であります。確かにYKKは頑丈です。

ところが、その9割のシェアをかいくぐり一流ブランドに使用されているのが、スイス製のriri(リリー)です。
イタリアブランドだけでなく、縫製にうるさいジルサンダーや、銀座の老舗テーラー等でも愛用されているのですね。

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白靴下禁止令?


オランダと言えば、世界一自由な国です。

安楽死の合法化、ドラッグ合法化、売春婦が立派な職業として認められ社会保障が受けられる上に、ゲイの結婚まで合法化されています。
これ以上ないほどの自由化っぷりには、さすがにちょっとやりすぎなんじゃないのと心配してしまうほどです。(笑)

しかしそんな世界一自由な国オランダでも、役人に対してある禁止令が出されたそうな…。

「スーツに白靴下はいかがなものか」と言って、オランダ財務省自ら、役人への白靴下禁止令を出したのです。これ笑い話じゃないんですよ。

自由だけでなく、服装に関しても伝統と格式を重んじる、なんともヨーロッパらしい話です。

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ブランド名の由来


自分は英語が大の苦手です。

きっと海外のカフェでコーヒー頼むのに、「アイアムコーヒー」と叫んでしまうくらいおバカです(笑)

いくら国際社会になったといっても、やはり大多数の日本人にとって横文字は苦手なものなワケです…(といって自己肯定してみる…苦笑)

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木製ハンガーってバカ高い!?


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今日は木製ハンガーについて物申させてください。

さて、お洒落もマニアになってくると、メンテナンス用品とか関連商品にもこだわり始めてしまいます。こだわってしまうというより、こだわらざるを得ない状況になってくるんですよね…なんとなく(笑)

例えば洋服用のブラシ、安いヤツは1000円位からあるんですが、やはりこだわり職人が作った一流品となると万単位になってきます。

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