脱モテない系!その4~モテない系ヒエラルキー


そろそろこの辺で、オタク系、モテない系の階層わけを説明しておきたいと思います。
そしてモテない系がこれから目指すべき方向を考えてみようかと。

「くすぶれ!モテない系」というブログでは、モテ系、モテない系を簡単に階層わけしていました。
http://alceste.269g.net/article/5539509.html

少数派の「モテ系」、大多数派の「モテない系」、そして少数派の「圏外ちゃん」(←このネーミングセンスすごいなぁ…苦笑)

確かにこれでざっくり階層わけできているとは思うんですよ。
でも本当はもう少し細かく階層わけして、より自分の立ち位置を確認し、目指すべき目標点を定めておきたいところです。

というわけで、書くのも嫌なモテヒエラルキーを考えてみたいと思います。


まず「オタク系」
これは別にオタク趣味を持っている人、ということではなくて、服装に無頓着なオタク風な外見の人、オタク気質な人としておきたいです。
なぜなら最近ではお洒落でもオタクという人や、それほどオタク趣味はないのにオタク風な格好でコミュニケーションベタという人もいるので。

この階層は差別扱いされてることが多いです。
学校で言えば、キモいと避けられていたりとか…、実社会に出ればそこまであからさまではなくても、どこか線引きされていたりとか…、もうツラすぎる境遇です。
だからオタク系の人たちも激しい劣等感を押さえ込むため、外界との接触を立ち、自分の殻に閉じこもってしまう傾向が強い…という気がします。

当然コミュニケーションに慣れてないから、普段は話しベタ、異性との交流も少ない…。
でも気の合う中間達とは半トーン上げてオタトークに盛り上がってしまうという…。

たまに一般人とコミュニケーションをとろうとすると、自分の全部をわかってもらいたいと思ってさらけ出してしまい、余計にキモがられてしまうという…そんなから回り人生…(涙)
まるで自分のことみたいに思ってしまうわけですが…(苦笑)


で、次が「モテない系」
オタク系が、「こ、このままではまずい!」と痛感し、外見だけでもなんとか一般人に近づけようと努力した結果に行き着くところです。
努力して脱オタクファッション、脱オタ、したのに、さっぱりモテない…。

このモテない系を一言でいうなら、「さえない」という感じ…(ため息) そして自分に自信がない。

結局服装は普通からお洒落になって、外見的には多少の自信はついたものの、異性とのコミュニケーションスキルがまだまだ途上だったりするわけです。

元からこのモテない系に属している人もいます。いわゆるマイノリティ至上主義者みたいな感じの人。
他人とは異なるマニアックな趣味を持っていたり、大衆受けするものを避ける傾向があったりします。

オタク系にもいえることですが、この層は、「自分は他人とは違う、飼いならされた家畜の思想しか持たない肉欲の豚どもとは違うんだ!」と、ドグラでマグラな大槻ケンヂみたいな思想の持ち主だったりする場合もあったりして…。
こうなるともう変な自信と劣等感の交じり合った、どうしようもない人格が出来上がってしまいます(苦笑)

ぜひ、大槻ケンヂの「グミチョコレートパイン」を読んで欲しい(笑) 共感しまくりのハズ。

グミ・チョコレート・パイン グミ編 (角川文庫)
大槻 ケンヂ 江口 寿史
4041847079


それとこのタイプは基本的に気が利かない人が多い気がします。
例えばみんなで飲み会したときに、ビール注ぐとかみんなの注文とるとか、そういうのが普通にサッとできなかったりするんですね。
悔しいことに、モテるヤツって、こういうところも気が利いてたりするんですよね…。

その気の利かない部分をよくよく考えてみると、他人を気にしてない、他人に感心がないんですね。
いや、確かに他人の視線は気にしている。
けれど「モテない系」が気にしているのは、他人から自分がどう思われているかというだけで、相手の感情や考えを理解してあげるゆとりがないのだと思います。

それが女性をエスコートする能力に直結する。
経験が少ない。デートしたからってなにをするのかとかが、わからない。そういう経験の積み重ねによって、気が利くようになっていくとは思うのですが…。

で、「モテない系」と「モテ系」の間に、もう一つ階層があると思うのですが、なんと命名していいか迷ったあげくこうしました。

「いい人系」

いい人と言ってますが、実は全然いい人じゃないです(笑)
別段モテるわけではないけれど、彼女はしっかり作っていたりする。
「いい人系」は異性だけでなく、同性にも高感度をもたれています。
よく会社の飲み会とかで、しっかり仕切り役をしていたり、何かと気がつくマメなタイプも多いですね。

実はこのタイプは「いい人」の振りをしつつも、自分に気のありそうな女性のタイプをしっかり見定めており、確実にスナイプ(狙い撃ち)していくスナイパータイプです(笑)

そして女性とのコミュニケーションはしっかりとできる上に、ある程度女性をリード、エスコートしていく能力を持っています。
そういった経験があるので、自分に迷いがなく、多少の自信もあるわけですね。
その点が、最も「モテない系」との違いだと思われるわけですね。

それとこの階層に属していると思われながら、いい人系とはまた別の属性を持つ人たちもいます。
それが「文科系サブカルメガネ男子」です。

オシャレなことやサブカル系に詳しく、大友大洋とか読んで、魚喃キリコなんかも少しはわかる。
ボーイズラブにも理解度があったりして、聴く音楽はくるり…。
なんつ~と、もう同じ属性の「文科系サブカルモテない系女子」からモテるわけですよ。
腐女子属性を持つ一般女子とかサブカルを辛抱する女子は、その男性選択肢が少ないので、こういったサブカルメガネ男子の需要は結構あったりするものだと思います。

後は常に女性にモテている「モテ系」と、
女性を女性とも思わない「モテ超人」がいると思うのですが、
ここから先は自分にはよくわからない神の領域なので(笑)、誰か他の人に聞いてください(ぶっちゃけた~!)

いえいえ、必要になればがんばって解説して見ますけど、今は必要ないということで。

ま、そんなまとまりのない記事になってしまった感はありますが、ここから見えてくることがありますね。
僕たち「モテない系」は、「いい人系」を目指すか、「文科系サブカルメガネ男子」を目指すべきなんじゃないでしょうか?どう思います?

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コメント

  1. T2 より:

    僕も学生の頃、「グミチョコレートパイン」を読んで大いに共感してたモテない系でした。
    時が経ち、今はいい人系ぐらいにはなれてる気がします…

    いつかはなりたい「モテ超人」(笑)

  2. ゴリポン より:

    daleさんところのELASTICからお邪魔しました!!
    「グミ・チョコ・パイン」はもちろん読んでいるモテない系のコンサバ男子です。
    モテたいのにコンサバになったのに、中身がコレではどうしようもないです(苦笑)。
    ちなみにHR/HM好きです。

  3. アフロ より:

    自分も「文科系サブカルメガネ男子」を目指してるはずなのですが…。
    如何せん悪人面&色黒なものでどうも似合わない。
    いい人系なんてもってのほかです。
    これからどこへ行こうかな…笑

  4. Alceste より:

    >T2さん
    やっぱりグミチョコは青春時代のバイブルですね~。
    うちの親父はモテ超人なのですが、あまりの価値観の違いにビックリします。俺には無理だなと思ってしまいました(苦笑)


    > ゴリポンさん
    グミチョコの比率高いですね~。コンサバでいいじゃないですか~。しかしメタル、ヘヴィメタル好きというところが男らしいッス!


    > アフロさん
    自分も一応「文科系サブカルメガネ男子」だと思うのですが、なんともいえません(笑)
    オタクからの移行が一番しやすい系統だと思うんですけどね~。どうなんでしょうか。

  5. 匿名 より:

    いい人系になる能力もなく。
    アンチメジャー志向のクセにサブカル系に嫌悪感を覚える俺は永遠のもてない系。

  6. UG より:

    周りにはモテ超人が何人もいるんですけど、オレにはまわってきませんねぇ。
    前々タイプが違うのに、不思議とモテ超人とは仲良くなれるのも不思議です。

  7. テル より:

    圏外ちゃんは、笑えるけど..少し背筋に
    冷たい汗が..俺か..

  8. もり男 より:

    今回の考察すばらしいっす!かなり共感できます。ちなみに俺のめざすところはいやらしいいい人系です

  9. Alceste より:

    > 匿名さん
    > アンチメジャー志向のクセに
    > サブカル系に嫌悪感を覚える俺は
    アンチメジャーでサブカル系に嫌悪感という本物志向はツライですね…。どこかで妥協を求められてしまうのが、付き合い関係な気もします。どうなんでしょう。


    > UGさん
    モテ超人が何人もいるってそれすごいですよ!どんだけ女泣かせてんだと(笑)
    UGさん自身もモテ系だと思うんですけどね。


    > テルさん
    圏外ちゃん、本を読むのが一番ですが、イラスト見ると笑いますよ~。女性ってこういうとこエグイからなぁ~。
    普通の男性ではまず行き着かない領域だと思います。


    > もり男さん
    考察というほどのものでもないですが、褒めてもらって嬉しい限りです。
    「いやらしいいい人系」、モテない系の男はみな、そこに行きたいもんかもしれません(笑)

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