ボーイズラブの世界!


BLと書いてボーイズラブ!

ボーイズラブとは、美少年同士のフォッォォ~ッビドゥンっぅン(禁断)の愛の世界をたっぷり描いた、小説や漫画などのことです。

今や時代の最先端をいく、腐女子ご用達、初期装備のアイテムです(笑)
いわばドラクエでいうところの「こんぼう」に当たるワケですね。
(なんか「こんぼう」とか書いといてなんですが、深い意味でとらえられそうで怖い…)

ここからしばらくは、ボーイズラブがどのようにして生まれたのか、その暗黒の歴史を紐解いてみたいと思います(そんなの誰も望んでないよ!)

ボーイズラブに嫌悪感を持つ人は、この先読まない方がよいでしょう…。




昔は「やおい」とか、雑誌からとられて「JUNE(ジュネ)」とか呼ばれて異端的だったものが、いつの間にかボーイズラブとして1ジャンルを築くほど広く認知されたワケですね。

ま、僕らの年代でいうならボーイズラブなんて言葉が出てくる前からですね、すでにバイブルと化した竹宮恵子の「風と木の詩」、萩尾望都の「トーマの心臓」を教本に、
「キャプつば」、「聖闘士星矢」、「スラムダンク」、「幽遊白書」と、少年ジャンプ黄金期の作品で、同人「やおい」旋風~を直撃していますから、もはやボーイズラブもお手の物なワケですよ~!(笑)(ってなにげに偉そうな口調)

そして忘れてならないのが「鎧伝サムライトルーパー」と、当時日本を動かすと言われた「NG5(エヌジーファイブ)」。

サムライトルーパーの登場人物の一人、光輪のセイジが盆栽が趣味というのは、「同人誌で作られた設定が、いつの間にか公式設定にまでなってしまっていた」という、それほど当時の同人誌にはパワーがありました。

そしから「高河ゆん」なんかも影響力ありましたね~。当時の絵描き腐女子はみんな彼女みたいなペンネーム使ってました(笑)

そしてなんといってもコレだけははずせない、「絶愛」、「BRONZE」の尾崎南先生! もはや僕らは『絶愛世代』といっても過言ではないわけですから!(って、変な単語でた~!笑)

尾崎南の「絶愛」のなにがすごいかって、やおい漫画なのに、週刊少年ジャンプに広告が載ってたんですね(笑)
今では絶対考えられない話ですよ。

と、ついつい熱くなりすぎて、30代の腐女子な人でないとわからないネタばかりを凝縮してしまったわけですが、

僕らはホントの意味で「絶愛世代」だったわけですね(笑)


ところで、やおいの存在自体はずいぶん昔から知っていましたが、
自分が始めて「やおい小説」というジャンルを知ったのは、高校時代、読書家の友人(男)からの一言でした。

友人「いや~最近は読むもんがなくてさ~、ついつい「やおい小説」を読んでるんだよね~」(軽い口調で)

オレ「や、やおい小説…?って、アレか…さぶカルチャー的なアレか?」

友人「いやいや、そんなハードなんじゃなくてさ、美少年同士のアレよ」(そのアレもどうかと思うのですが…)

オレ「そ、そんなもんどうやって手に入れてんだよ?」(ある意味エロ本より難しいだろ…)

友人「いや、普通に朝霞図書館で借りてるんだけど…」(実名出した~!)

って、その図書館!どうゆ~こと~ぉぉぉ~ッ! しかも堂々と借りてく友人もどうゆう神経ですか~!?

なにからツッコメばよいのかわからないまま呆然としているオレに、更に友人は熱く語り始めるワケです。

友人「それがさ~、結構面白くてさ~、何冊も借りちゃってんのよ」

…って、ブルータス、お前もか!(笑)

友人「だけどさ、ちょっと理解できないところがあってさ…」

オレ「……?」

友人「男同士なのに、「ほら、お前の穴がもうこんなに濡れてるぞ!」ってセリフ出てくんのよ」

物理的にありえないだろ、それは!(笑)

それともすでに下痢状態だったわけですかッ!?

まだ当時は「やおい穴」なんていう架空の穴が存在しているとは、知るよしも無かったワケですが…。

とにかく当時まだウブだった自分は、友人(の紹介)により無理矢理こじ開けられ(?)そのジャンルの存在を知ることになったわけです。
とはいえ、作品自体は実際読んだことがないわけで、あのとき道を間違えて、やおい小説にはまっていたら、今頃どんなオッサンになっていたか…怖くて想像できません(笑)

というわけで、当初から結構慣れ親しんでいた(?)ボーイズラブなので、自分は結構違和感なく、拒絶反応も無くボーイズラブ漫画なんかも読めたりするわけです。(もちろん自分では買ってないですけど!断じて!)

ボーイズラブの世界も中々奥が深いですね~。
「奥が深い」とか書いといてなんですけど、これも別に深い意味があるわけではありません)

機会があれば、また面白ボーイズラブの世界について書いてみたいと思います。(まだ書くきなのかよ!)

って、このブログ、お洒落について語るブログじゃなかったのかよ?ってツッコミは無しの方向で。

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コメント

  1. yyy より:

     はじめまして。私も洋服が好きなので、いつも楽しく拝見させていただいております。
     私は古本屋でバイトをしているのですが、ボーイズラブ系書籍は、ホントにあなどれません。若い子(中高生くらい)からおば様方まで幅広い年齢層の女性が購入して行きます。中には、毎週物色しに店に現れる方もいます。その方々は、買取したばかりでまだ値段も付けていない商品までもゲットしようとするのです。(値段をつけようとすると、「ちょっと見せてくださる?」と言って物色し始めるのです!!)もはや羞恥心などは存在していないみたいです。
     ちなみに、私は男性です。新人バイトだったころはボーイズラブなど知らなかったので、需要の多さに驚きました。仕事上は慣れてきましたが、未だに理解できないというのが本音です。(汗

  2. Nachico より:

    まさかこちらのブログでボーイズラブについての記事が読めるとは思っていませんでした。

    そんな私も腐女子です。脱オタはできても脱腐女子はできませんでした。いまや立派なライフワークです。笑


    男のかたでも読まれるんですね。意外でした。

  3. TDN より:

    私はいわゆる二次元ショタ好きの男性なのですが

    腐の方とは重なる部分もあるようで
    桜でんぶさんや、米倉けんごさん等はイケる口です(笑

    そう言えば米倉さんは文化卒でしたね
    ピンクスナイパーの同人がツボであります
    シンバ君が堪らn(以下自粛

  4. ガケップ より:

    なんですか、これは(爆笑)

    これじゃあまるで、ミスリードだらけで
    肝心の真犯人が出てこない推理小説じゃないか!
    朝霞図書館からクレームが来ても私は知りませんよ(他人事)

  5. Alceste より:

    > yyyさん
    そこまで幅広いそうに大人気だとは思いませんでした…ある意味怖い(笑)
    > 仕事上は慣れてきましたが、未だに理解できないというのが本音です。(汗
    あ~、でも自分はなんとなく理解できる気がするんですよね…。
    耽美系の漫画とかでも美少年同士の愛とか描かれてたりするじゃないですか。
    男性作家が理想の美少女を描くのと同じように、女性作家も理想の男性同士の友情というか愛情を考えてしまうんじゃないでしょうかね…。


    > Nachicoさん
    こちらのブログでは、面白いネタがあればなんでも書きますよ~。
    いいじゃないですか、ボーイズラブ。自分は嫌いじゃないですけどね。
    自分自身で買ったりはしないですけど、知り合いの女性がかしてくれるなら、ちょっと喜びつつ読んでしまう感じです(笑)


    > TDNさん
    > 私はいわゆる二次元ショタ好きの男性なのですが
    こ、こんなところでカミングアウトされても~!(驚)
    そ、そうですか~。自分は昔から同人業界に詳しくなかった上に、現役オタクでなくなってしまっているので作家さんの名前がわからないんですね…。すみません。
    昔ガチムチ系のスキンヘッドの先輩の部屋に遊びに行ったら、「ロミオと青い空」の18禁ショタ同人誌を見つけてしまい、背筋に悪寒が走った思い出があります(苦笑)


    > ガケップさん
    結局なにが言いたかったのか…というのは全然考えてませんでした(笑)
    自分のことについて言えば、「貸してもらったら読む」という感じで、わざわざ買ってるわけではございません~。
    ちなみに朝霞図書館に入荷本リクエスト出す人は、腐女子属性の人が多かったんでしょうね…。今はどうなのかわかりませんが、もしルビー文庫とかでいちコーナーできてたらビックリですよ。

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