自分は英語が大の苦手です。
きっと海外のカフェでコーヒー頼むのに、「アイアムコーヒー」と叫んでしまうくらいおバカです(笑)
いくら国際社会になったといっても、やはり大多数の日本人にとって横文字は苦手なものなワケです…(といって自己肯定してみる…苦笑)
昔友人がアメリカに留学したとき、ジョン・ポール・セカンドという有名人がいるらしく、それが誰かと米国人に尋ねたら驚かれたそうです。「お前、この世界的な偉人を知らないのか?」と。実はジョン・ポール・セカンドって、ヨハネ・パウロ2世の英語読みだったんですね(笑)
外国の名前ってやっぱり難しいと思うんですが、それにしてもバンド名って結構不思議な名前が多い。ローリングストーンズは、転がっていればいずれはロックになるという美しい理由からつけられたそうですが、そんな美談は中々ありません。
大体ビートルズからして、カブトムシってなんだよそれ?
エアロ・スミスは日本語でいうと「空中のスミスさん」だし、意味不明です。
ザ・レッドホットチリペッパーズにいたっては、日本語訳さえ思い浮びません(笑) ノリで決めてんでしょうか?20年もやるバンドの名前じゃないだろうし、途中で「若さゆえの過ち」って感じで、後悔しなかったんですかね(笑)
それに比べると外国のブランド名はちゃんとしたものが多い。まず大体が本名ですし、その本名自体がかっこいいですからね。
アントワープ・シックスと呼ばれる6人のデザイナーなどは、そうそうたるカッコイイ名前です。
ダーク・ビッケンバーグ、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク、ドリス・ヴァン・ノッテン、ダーク・ヴァン・セーヌ、マリナ・イー、アン・ドゥムルメステール(舌かみそ~)。
しかしどう見ても、ジャンプ漫画の悪の六将軍とかの名前に見えてしょうがない…(笑)
日本のデザイナーズブランドは、さすがに本名以外だと、かなり考えられた名前がつけられている場合も多いようです。
コムデギャルソンは「少年のように」という意味だし、Y’s(ワイズ)は、デザイナーのヨウジヤマモトのイニシャルY.Yと「賢い(wise)」を合わせた意味だそうです。ふ~ん、結構こだわりがありますね。
そのほか、「ソスウミハラヤスヒロ」のソスウは素数から。ナンバーナインはビートルズの名曲からもじってとか。眼鏡フレームで人気のフォーナインズ(999.9)は純金の純度を表し最高品質という意味があるそうです。シップスは世界中から船でよいものを運んでくるという意味だとか。
日本人のバンドもバンド名の由来って結構しっかりした物があったりするし、やっぱり名前の由来にこだわるのは日本人気質らしいのかもしれませんね。
しかし一方で、ぶっちマイナー路線にはぶっ壊れたブランド名も少なくない。
「ダイエットブッチャー・スリムスキン」…ちょっとギリギリ感漂う名前すぎやしませんか? しかもこんなブランド名でもう十年近くやってることが驚きです。
そしてもっと納得いかないのが「ジュンヤワタナベ・コムデギャルソン・マン・ピンク」 フランス語と英語がごちゃ混ぜな上、「マン」って書いてあるのに女性物って…知らない人から見たらサッパリ分かりませんよ。
ちなみに通称「ジュンヤマンピンク」と略すそうですけど、どうみてもシモネタ風な気が…(←下品!笑)