2008年秋冬を振り返って~今期はポールスミスのタータンチェックスーツを買っただけ…


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2008年秋冬を振り返ってみると、意外と新作を買ってなかったです。

大物はポールスミスのタータンチェックの3ピーススーツのみ。
コレクションから評判が高く、ポパイやメンノン、装苑の付録の装苑男子など雑誌などでもかなり取り上げられてました。
そのせいか雑誌に載るころには各店舗とも何十着という入荷分が全て予約完売だったようです。

自分はベストどころかハットまで同素材で買ったけど、さすがに濃すぎるので三つ揃えでは着ないなと思ってます(苦笑)

「今期はブリトラが流行る」なんて雑誌では煽ってましたが、実際ブリトラが来てたのか?と言われると、なんか微妙な気がします。
アメトラよろしく結局最近の若者は雑誌の煽りに流されなくなっているように思うんですよね。まぁ本当に勝手な印象でしか言ってないですけど…。(というかそもそもブリトラって流行りすたりというより定番なんじゃね?という疑問が…)


そんなわけで特に雑誌に影響されることもなく、元々ユニクラーでもあったので、今年はモードな物をほとんど買いませんでしたねぇ。
買ったのは定番品とか革靴とか、割と時代に左右されにくい物ばかり。
後は今期っぽい感じのものはユニクロとかGAPとかで安く済ませてしまう感じでした。

とはいっても全く服を買物してないわけじゃなくて、過去の名作なんかを古着やヤフオクで探して買ったりはしていました。
ギャルソン(メンズ)でいうと過去のパターンの凝った服が好きなので、最近の物はあんまり買わなくなってしまいましたね。

この不況のせいで服が売れなくなっているといわれていますが、でも自分としては正常に戻っただけのような気がするんですよね。

女性物は男性に比べて流行の度合いが高いけど。ただそれにしてもそこまで流行に流されすぎるのはおかしいのではと。
世の中にこんなに流行服が必要なわけない。気分によって多少流行を取り入れるのはもちろん賛成。というか必要。

でも流行と定番との良いバランス感覚というのが、崩れている人が多かったように思います。

最近は不況の影響もあるのでしょうが、ファストファッションを上手く取り入れることがお洒落だという流れが出て来たり、ベーシックデザインのユニクロが一人勝ちしたり、一流ブランドが次々と値下げしたりして、価値観の変わりゆく様をまざまざと見せ付けられた気がします。

今までのファッションは、デザインそれ自体よりも、イメージ、付加価値、いわゆるブランディングといった物も重要だった。けれど最近ではもっと「本質的」になってきているのかもしれません。
ちょっと古い用語ですが、「バリュー」(価格と品質のバランス)がより見直されているのではないかと。

自分も単純なイメージだけでなく、 本物を選べるようになりたいもんだと思います。

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コメント

  1. masato より:

    去年は、ミュウミュウのセーターとベスト、それにイッセイミヤケのシャツくらいしか買わなかったような気がします。みんな気に入っているのでファッションについてはいい年だったような感じです。でも、ミュウミュウがメンズラインを終了してしまったのが残念です。最後の2年ほどは伊勢丹メンズ館での取り扱いがありましたが、販売員さんはミュウミュウは女の子のブランドのイメージが強くて、それを毛嫌いするお客さんがいたようです。ま、ブランド名自体がミウッチャの子供の頃の愛称ですし・・・

    ユニクロって中間コストを徹底的にカットして、さらに大量生産できるから安く提供できるんですよね。でも大量生産しても売れなければうまくいかないから、やっぱり大量に売れるんですよね。
    ユニクロのカシミヤはまだいまひとつ上質さがありませんが、それ以外のアイテムは注意してみているといいものがありますね。ヒートテックの糸の開発に4、5年くらいかけたそうですし、まじめにやってるなと思っています。

  2. Alceste より:

    > masatoさん
    相変わらずの遅いレスすみません。
    ミュウミュウのメンズ初回から知っていただけに、メンズ終了はちょっと残念でした。当初はメンズでもかわいい服が多かったと思います。

    ユニクロは企業としてすごいと思っています。ユニクラーでもあるし、ブログのネタにもなると思って、ユニクロの特集雑誌やTVなどもよくチェックしています。近いうちにユニクロについてブログで言及してみたいと思っています。

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